起業開業する前に準備段階で用意したいものの必須として名刺作りがありますが、意外に分かっていないとあなたのブランド力を落としかねません。どんな点に注意をして名刺を作ると売れる名刺作りができるのか確認していきましょう。
名刺はあなたの看板&営業マン
名刺はただの紙きれですが、使い方次第で渡した相手に強烈な印象力を与えることができる強力な集客ツールになります。
しかしとりあえず作ればいいや。そういった考えでは良いコネクションどころかお客様を獲得するのも難しくしてしまっている可能性もあります。では一体どういうことか。
売れる名刺の目的+ターゲット
名刺をデザインする前にあなたに必要な確認事項としてどういった目的で名刺を作るのかということです。
- いつ
- どこで
- 誰が
- 誰に
- どういった目的で
作った名刺が上手に活用できなければ、自分の事業を売り込むことすら難しい状況になりかねないのです。それは避けたいですよね。では続いて覚えてもらう工夫の重要ポイントについて。
名刺の顔を決める
名前と事業名を記載するのは当たり前かもしれません。
しかし、ただのテキストでは印象力の欠片もないことを知っておきましょう。
例えばあなたが100人規模の交流会に参加したとしましょう。
Ibluerose 編集部
そういえば【そんな人が】いたかもしれない。
そのくらいの程度のインパクトしか相手には届かないもの。
ディズニーと聞くと何を浮かべますか?
テキストでDisneyではなく
ミッキーマウスなどのキャラクターが頭に浮かぶ人がほとんどでしょう。
一方顔写真があったりロゴがあったりすると、「あ!あの時会いましたよね?」というように
イラストや顔の印象を瞬時に脳裏に焼き付けることができるため、名前は忘れてもロゴを覚えてるなどそういったちょっとした印象力でも、相手にとって気になる存在に近づけることができます。
名刺に良く加える情報項目
- 会社名
- キャッチコピー
- 名前
- 肩書き
- 所在地
- 連絡先(電話番号、携帯電話番号、FAX、メール)
- ロゴ、顔写真
- コーポレートサイトURL
- 事業
- 会社理念など
工夫も考えた名刺情報項目例
- 本人について(生年月日・座右の銘・趣味など)
- 本人のスキル
- SNSアカウント
- 地図
- QRコード
- ポートフォリオURL
- 関連会社情報
名刺情報を詰め込み過ぎないこと
とにかく私のことを早く知ってほしい、売り込みたい気持ちが強すぎて欲張ってしまった結果沢山の情報を書き込み過ぎて文字だらけになる名刺を頂いたことが何度もありますが、
強調したい情報を書き、詳しくはホームページをご確認くださいなど
興味があるならば、ぜひ公式サイトへという誘導をするとうような工夫がある方が今後また興味があれば、リピーターとしてホームページへ訪問してくれる可能性も高まりますし余計に紙媒体に費用を費やさなくても済みます。
相手のことを考えた名刺
手作りの自宅のプリンターで印刷して作る名刺も頑張って作った感がありますが、プロフェッショナルさには欠けます。
名刺を渡す相手がスーツマンなら
お手製の名刺ではインパクト力は欠けやすいです。営業先がビジネスマンなどスーツマンらがいる会社相手であれば、営業ツールである名刺は良い物を作ることをおすすめします。
男性社会の強いところに女性の営業が来ること、つまり上から目線で観られることも少なくありません。同等のプロフェッショナルさを持つことは名刺も服装も印象力も同じく大事であると長年の経験で学びました。
名刺を渡す相手が女性経営者なら
スーツマンの硬い世界とは異なるのが女性の世界です。
名刺の紙の質感や香り、デザイン、ロゴなど女性らしさの強調された名刺で勝負もありでしょう。女性といえど様々な業種がありますので、どういった女性に名刺を渡したら感動や喜びを伝えられるのだろうか?
1枚の紙かもしれませんが、されど名刺1枚。
- ロゴマーク制作『LOGO市』で魅力的なロゴを作り、あなたの事業のトレードマークを築きましょう。
あなたの工夫次第で、名刺の集客力が成功への一歩へ近づくことができるのです。